盛心塾東京

円形脱毛症になるほど悩んだ。格闘し続けてきた会社経営。

今の会社を立ち上げたのは2007年。ベンチャー企業での役員と並行していたので、本格的に社長に就任したのは役員を退任してからの2009年。最初は受託開発を主に行っていました。すぐに社員が30人近くになり、成長スピードが上がってきた頃に、あちこちでトラブルが起こり、社内が炎上し始めてしまいました。毎月のように何人もの人が辞めていく状態になり、私自身もひどい円形脱毛症になったほど。そこで一度立ち止まり、いろんな勉強会を見つけては出席し、「何のために自分は会社を立ち上げたんだろう」と問い直す日々でした。その頃、稲盛さんの著書「成功への情熱」を読みました。20代の頃に最初に読んでから生涯3回目。「ここでお世話になろう」と旧盛和塾への入塾を決めました。

稲盛さんの話には仏教の話や宇宙の話がよく出てきます。そこに興味があったのはもちろんですが、勉強会の中で他の経営者と話して、いろんなヒントや学びをいただきました。稲盛さんからの学びでは「事業の目的を明確にする」、「潜在意識に透徹する強い持続した願望を持つ」の2つに強く影響され、また自分でも常にそこと格闘しながら会社経営をしている実感があります。稲盛さんの教えには、会計も、マーケティングも、組織論も、マネジメントも、あらゆる経営の本質すべてが詰まっていると思っています。これを実践しようと強く思う人とぜひ一緒に学びたいですね。私たち一人ひとりが成長することで、日本全体が成長していくのだと思います。