11月1２日（水）に東京プリンスホテルに於いて11月度月例会が開催されました。
今回は環境機器株式会社の代表取締役社長 片山淳一郎塾生による経営体験発表会で、テーマは「利他の心で高収益企業に成長する」でした。

外交官になる夢をあきらめ、お父様が創業された会社に入社し、盛和塾に入塾。当時は利他の実践と、高収益になっていく事の関係性がわからなかったようですが、塾長の言葉にふれていくなかで、それを実践したいという気持ちに変わっていかれました。

害虫駆除業の業界地位をアップさせるため、年間100回以上の無料セミナーを開催したり、顧客企業の経営課題を改善していく事で、業績が向上。利他的な考え方で実践する事こそが最大の経営戦略であり、それが競合企業との差別化につながっていくと気付かれました。

また、利他の心で実践していくと思わぬ副産物も産まれ、お客様含む4社の会社を買収する事ができ、社長就任前には売上８億円・経常利益1000万円であった会社が、現在ではグループ売上80億円・経常利益10億円にまで成長されました。

ひたすら利他の実践に取り組むことで、善の循環を起こすことが経営者の役割だと最後に締められ、参加者にとって大変学びの多い勉強会になりました。

次回の月例会は12月10日（水）に東京プリンスホテルで開催予定です。